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□ 秒速5センチメートルの2次創作 □

あとがき3

もう十日です( ´ー`)フゥー...
まだ泥が残っています。
よくよく考えると、自分は勘違いしていました。
貴樹は仕事を辞め、恋人にふられて、どん底状態だと。
でも、よく映画を見たら、独立して順調な滑り出しのようです。
花びらを見て、ふらりと散歩に出かける精神的余裕もあるようです。
明里の方も、結婚が決まる前はいろいろあったでしょうから、
(なんせ二人は似ているという設定ですしw)
ようやく二人とも『大丈夫』に成れたからこそ、あの日あそこで再会できたのかもしれませんね。
しかし、私はエロ作家ですので、
以前は明里の心に他の誰かがいて、2番手でもいいと思っていのに、結婚して欲がでて、
「俺はお前の亭主だぞ」などと暴走して、一年で破局なんてのを妄想してしまいますw
なんせ二人は似たもの同士ですしw

さて、水野理紗です。
できれば、彼女の話も書きたいなぁと思い、少し考えてみました。
映画では、身勝手な恋人に振り回されて、怒りの三行半に見えましたが、
漫画では、自責の念のようなものも見えました。
彼女にとっては貴樹は、星の王子様だったのでしょう。
初めての男が、モテモテの超イケメンでしたからね。舞い上がっても無理はないです。
現実は超面倒くさい、悩める若者だったわけですけどね。
彼女と貴樹が、よりを戻す場合を考えてみました。
彼女には新しい趣味でも始めてもらい、そこで2~3人の男と知り合ってもらう。
そして、彼らとのデートを重ねる中で、生身の男の声を知っていく。
しかし、貴樹との生活にあったドキドキ感がないことに気が付く。
その時、貴樹が偶然ではなく、自らの意志で会いに来れば、ハッピーエンドなのではないかと妄想します。
まあオリキャラをだすのは、さすがにやり過ぎだと思うので、書くのは断念しました。


少しだけ考察します。
秒速5センチメートルに影響を与えているのは、おそらく『月とキャベツ』と『国境の南、太陽の西』ではないだろうか?
二つともずいぶん前に見たので、よく覚えていないが。これらと比べると、秒速5センチメートルは、物語としてかなり生温い、と言えよう。

『月とキャベツ』のヒロインは、すでに死亡していた。(ヒロインのダンスが悲劇的に下手だったのは、ご愛嬌だろうw)
主題歌の歌詞の通りなら、明里も高校生ぐらいで死んでいることになる。

『国境の南、太陽の西』は、もっと苛酷。
離れてはいけなかった幼馴染、高校時代の恋人への裏切り、転職、幻影、そして、悲惨な姿などなど。
秒速がジムなら、これはガンダム。
秒速がブロンズなら、これはゴールドという感じだろう。
しかしながら、秒速5センチメートルは、いい意味でストーリー的に未完成であり、その登場キャラは無色透明である。だから、視聴者はその美しい背景の中に自分の過去を投影してしまう。そして号泣してしまうのだろう。
この仕組みを意図していたのなら、監督は天才である。

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Date:2013/01/10
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